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施工法

瓦屋根標準設計・施行ガイドライン

瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」 は以下の目的にて作成されています。

(1)粘土瓦及び厚形スレート施工工事の設計 及び施工を行う人を対象とする。

(2)法令に準拠して、風圧力や地震力に対し屋根ふき材の緊結等に必要な構造

  性能を明らかとする。

(3)屋根ふき材の緊結等に必要な 構造性能を確認するための標準試験方法を

  示す。

(4)法令の仕様規定に対応した標準施工方法(法令の仕様規定より優れた    

  構造性能を有する方法)を例示するとともに、標準試験方法で確認された

  構造性能を示す。

(5)法令の構造計算規定への対応方法を示す。

(6)その他、耐久性能・防水性能等についての設計・施工法のキーポイントを

  設計者・施工者に理解、知らしめる。

  瓦屋根の風や地震に対する脆弱性を改善するために、科学技術的データに

  基づいた瓦屋根の設計・施工の方法を「ガイドライン」としてまとめ、

  これに基づき設計・施工を実施します。

  瓦屋根に限らず、伝統と歴史ある建築様式や構法の良さを残していくという

  ことは大変重要なことであり、そのためには、先端的科学技術の光を当て、

  それらの性能を評価するとともに、それらの弱点を改善していくという

  手法が新しい世紀には是非ともとられるべきである。

  瓦屋根にあっても、今後とも科学技術的アプローチを続け、より信頼性の

  高い構法を確立していくためのガイドラインです。

  このガイドラインを基に当組合技術委員会により県独自の耐震・耐風工法

  を確立しています。









耐震試験報告書.pdf へのリンク